內容簡介
內容簡介 ベンサム・リヴィジョニズム。ベンサム研究の大家、ジェラルド・ポステマによる現代ベンサム研究の到達点。ベンサムの思想全体を――統治・法の思想のみでなく、その道徳理論も含めて――「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。ベンサムの功利主義的な道徳哲学と法実証主義的な法理論についての一般に流布した解釈ははたして正しいのか?本書はこの一般に流布した解釈から、彼の著作を救おうと努める「解釈的な救出作戦」である。ベンサム・リヴィジョニズム。ベンサムの公共哲学は、コモン・ローの法学者たちのモデルからは離れた、法理学のための新しい法のモデルを含んでいた。すなわち、法の性質についてのベンサムの理解の独創性、そして、彼の核となる規範的原理であった功利性の原理の独創性は、この終生に渡る立法の構想の期間においてそれらが精緻化されていることを見ない限り、十分に正当に評価することはできない。本書は、そのような正しい認識を探求するものである。 ベンサムの思想全体を、その道徳理論も含め、「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。
作者介紹
作者介紹 ジェラルド・J.ポステマ "1948年生まれ。ノースカロライナ大学チェペルヒル校名誉教授(Professor of Philosophy, Emeritus)。専門は法哲学、法思想史。本書以外にも、Law’s Rule: The Nature, Value, and Viability of the Rule of Law (Oxford University Press, 2022); Bentham and the Common Law Tradition (Oxford: Clarendon Press, 1986; 2nd edition with Afterword, Oxford University Press, 2019); (ed.) On the Law of Nature, Reason, and Common Law: Selected Jurisprudential Writings of Matthew Hale (Oxford University Press, 2017); Legal Philosophy in the Twentieth Century: The…"戒能通弘1970年生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス法学修士課程修了。博士(法学・同志社大学)。同志社大学法学部教授。専門は法思想史。著書に、『法思想史を読み解く』(共著、法律文化社、2020年)、『イギリス法入門』(共著、法律文化社、2018年)、『法の支配のヒストリー』(編著、ナカニシヤ出版、2018年)、『ジェレミー・ベンサムの挑戦』(共編著、ナカニシヤ出版、2015年)、『近代英米法思想の展開』(ミネルヴァ書房、2013年)、『世界の立法者、ベンサム』(日本評論社、2007年)。訳書に、スコフィールド『功利とデモクラシー』(共訳書、慶應義塾大学出版会、2020年)。