作者介紹
作者介紹 ユージン・T・ジェンドリン1926-2017。アメリカの哲学者・心理学者。シカゴ大学で哲学を学んだのち、クライエント中心療法の創始者カール・ロジャーズに師事。独自の体験過程理論を通じて「フォーカシング指向心理療法」を確立した。また、本書を中心として独自の「暗在性の哲学」を展開した。著書にFocusing(Bantam Books 1981 ; 村山正治・都留春夫・村瀬孝雄訳『フォーカシング』福村出版 1982)Focusing-oriented psychotherapy: A manual of the experiential method(Guilford 1996 ; 村瀬孝雄・池見陽・日笠摩子監訳『フォーカシング指向心理療法』金剛出版 1998)Experiencing and the creation of meaning: A philosophical and psychological approach to the subjective(Northwestern University Press 1962 1997 ; 筒井健雄訳『体験過程と意味の創造』ぶっく東京 1993)ほか多数。村里忠之(むらさと・ただゆき)宮カウンセリングルーム 村里心理療法研究所。博士(学術)。臨床心理士。著書に『ジェンドリン哲学入門』(共編著 コスモス・ライブラリー 2009)『「主観性を科学化する」質的研究法入門』(共編著 金子書房2016)ほか。訳書にジェンドリン『フォーカシング指向心理療法』(共訳 金剛出版 1998)ほか。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。末武康弘(すえたけ・やすひろ)法政大学現代福祉学部臨床心理学科教授。博士(学術)。臨床心理士・公認心理師。著書に『フォーカシングの原点と臨床的展開』(共著 岩崎学術出版社 2009)『ジェンドリン哲学入門』(共編著 コスモス・ライブラリー 2009)『心理学的支援法』(誠信書房2018)ほか。訳書に『ロジャーズ主要著作集1-3』(共訳 岩崎学術出版社 2005)ほか。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。