內容簡介
內容簡介 ヨシタケシンスケさん推薦!!【発売後5カ月で10刷9万部突破!】考えても答えは出ません。それでも考え続けます。自分を自由にしてくれる養老流ものの見方、考え方。「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)学ぶことは「わかる」の基礎になる考えることが自分を育てるものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。養老先生が自然や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した一冊。八十歳の半ばを超えるまで、私は自然と呼ばれる世界を理解したかった。若いときから、そのままでいるだけですね。トガリネズミもゾウムシも容易に「わかる」相手ではないと思います。本当にわかるとすれば、共鳴しかないでしょうね。今でもそう思います。(「あとがき」より) 考えても答えは出ません。それでも考え続けます。考え、理解するとはどういうことか。自分を自由にする養老流ものの見方、考え方。
作者介紹
作者介紹 養老孟司養老孟司(ようろう・たけし)1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている。その他の著書に『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、『解剖学教室へようこそ』(ちくま文庫)、『無思想の発見』(ちくま新書)、『半分生きて、半分死んでいる』『子どもが心配』(以上、PHP新書)、『まる ありがとう』(西日本出版社)、小堀鴎一郎氏との共著『死を受け入れること』(祥伝社)、宮崎駿氏との共著『虫眼とアニ眼』(徳間書店・新潮文庫)など著書、共著書多数。