フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語 | 誠品線上

フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語

作者 陳耀昌/著;大洞敦史/訳;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語:,17世紀、オランダ統治下の台湾。ハンブルク牧師が原住民族シラヤの集落に家族を連れて赴任した。娘のマリアは

內容簡介

內容簡介 17世紀、オランダ統治下の台湾。ハンブルク牧師が原住民族シラヤの集落に家族を連れて赴任した。娘のマリアは父が建てた学校の仕事を手伝いながら、年の近いウーマと友情を育むが、やがて大陸出身の漢人やオランダ東インド会社幹部などとの交流を重ねるなかで、政策のひずみが年々増しつつあることを知る。その頃台湾海峡の対岸では、清軍との戦いで劣勢を強いられている鄭成功が、台湾に活路を見出そうとしていた。オランダ人から漢民族へと為政者が変わる激動の時代を、オランダ人マリア、原住民族シラヤの女性ウーマ、鄭成功麾下の漢人・陳澤という三者の視点から描き出す歴史小説。「あとがき」では鄭成功の死因について、医師の視点から興味深い考察がなされている。

作者介紹

作者介紹 陳耀昌1949年台湾台南市生まれ。国立台湾大学医学部卒業。ラッシュ大学、東京大学第三内科で研修。1983年台湾ではじめて骨髓移植を成功させる。現任、国立台湾大学医学部名誉教授、台湾細胞医療協会理事長。文学関係主要著作には、『生技魅影 我的細胞人生』(財訊出版社、2006年)、『冷血刺客之台湾秘帖』(前衛出版社、2008年)、『福爾摩沙三族記』(遠流出版、2012年)、『島嶼DNA』(印刻文学生活雑誌出版、2015年。巫永福文化評論奨受賞)、『傀儡花』(同、2016年。台湾文学奨図書類長篇小説金典奨受賞)、『獅頭花』(同、2017年。新台湾和平基金会台湾歴史小説奨佳作奨受賞)、『苦楝花Bangas』(同、2019年)がある。日本語訳書に『フォルモサに咲く花』(下村作次郎訳、東方書店、2019年)がある。大洞敦史1984年東京生まれ。明治大学大学院理工学研究科修了。台湾の人々や風土、歴史に惹かれ、2012年台南市へ移住。日本語塾勤務、日本そば店「洞蕎麦」を5年間経営後、「鶴恩翻譯社」設立。沖縄三線の演奏、手打ちそば普及活動、法廷通訳なども手がける。土地の人々との交流を通して、古さ・遅さ・小ささに価値を認め守ってきた庶民の思想を探究している。著書『台湾環島 南風のスケッチ』(書肆侃侃房)、翻訳小説『君の心に刻んだ名前』(幻冬舎)、中国語著書『遊歩台南』(皇冠文化)。「nippon.com」にも台湾に関するコラムを掲載。ブログ「素描南風」http: nan-feng.blogspot.com

商品規格

書名 / フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語
作者 / 陳耀昌 著;大洞敦史 訳;
簡介 / フォルモサに吹く風 オランダ人、シラヤ人と鄭成功の物語:,17世紀、オランダ統治下の台湾。ハンブルク牧師が原住民族シラヤの集落に家族を連れて赴任した。娘のマリアは
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784497222138
ISBN10 /
EAN / 9784497222138
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 412
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.0X14.8X2.5CM

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