自殺の思想史 | 誠品線上

自殺の思想史

作者 ジェニファー・マイケル・ヘクト/著;月沢李歌子/訳;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 自殺の思想史:,自殺をしてはいけない。この言葉は、どのように根拠づけられるのだろうか?この問いへの答えを求めて、古代ローマの歴史的資料や古代ギリシャの哲学者たち

內容簡介

內容簡介 自殺をしてはいけない。この言葉は、どのように根拠づけられるのだろうか?この問いへの答えを求めて、古代ローマの歴史的資料や古代ギリシャの哲学者たちの思索をはじめ、戯曲や芸術、キリスト教やイスラム教といった宗教思想、宗教から距離を置いた哲学、社会学的な取り扱いまでをも含んだ広い視野で「自殺」がどう考えられてきたのかをまとめ上げる。古くは宗教的な罪とされていた自殺は、精神医学の発展に伴って倫理的に中立なものになり、現代では選択肢や権利として肯定する立場さえある。このような思想の変遷の中にも、自殺を肯定しない考え方が確かに生き残ってきた。誰もが納得する答えを出すことがむずかしい問いである。それでも、生きることをやめないでほしい、という切実な思いに向き合い、生きることをやめるべきではない理由とその論理をたどることが、この生に踏みとどまる助けになりうるし、切実な悩みに応えるためのヒントになりうるだろう。「生き続けるべきだという主張と証拠について考え、それを選ぶことがはじめの一歩になる。そのあとはどんなことも起こりうる。まず、生き続けることを選んでほしい」(本文より) 「自殺をしてはいけない理由」を求め、古代の思想、戯曲や詩から、近現代の社会学・哲学まで広く繙く。切実な悩みに応えるヒント。

作者介紹

作者介紹 ジェニファー・マイケル・ヘクト"(Jennifer Michael Hecht)科学史、文化史を専門とする歴史学者、詩人、コメンテーター。ディスカバリーチャンネルなどのテレビ番組、各種ラジオ、ポッドキャストに出演。『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』などへの寄稿や、講演活動を精力的に行う。著書にThe Happiness Myth (HarperOne, 2007)、The End of the Soul: Scientific Modernity, Atheism, and Anthropology (Columbia University Press, 2005)、Doubt: A History (Harper Collins, 2004) などがある。"月沢李歌子(つきさわ・りかこ)翻訳家。マクリスタル他『LEADERS』(日経BP、2019)ピリウーチ『迷いを断つためのストア哲学』(早川書房、2019)トゥーズ『暴落』全2巻(共訳、みすず書房、2020)ホフマン『時間』(共訳、みすず書房、2020)ウィリアムズ『14歳から考えたいアメリカの奴隷制度』(すばる舎、2022)ほか。

商品規格

書名 / 自殺の思想史
作者 / ジェニファー・マイケル・ヘクト 著;月沢李歌子 訳;
簡介 / 自殺の思想史:,自殺をしてはいけない。この言葉は、どのように根拠づけられるのだろうか?この問いへの答えを求めて、古代ローマの歴史的資料や古代ギリシャの哲学者たち
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784622090694
ISBN10 /
EAN / 9784622090694
誠品26碼 /
語言 / 4:日文
頁數 / 273
重量(g) / 470.0
尺寸 / 19.5X13.7X2.5CM
裝訂 / P:平裝
頁數 / 320
級別 / N:無

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