內容簡介
內容簡介 ガクが好きになってしまった相手は、弟のように思っていた幼馴染のマキ。ただ一緒にいられたらそれでいいと自分に言い聞かせてきたガクだったが、新学期の初日にマキの部屋を訪れると、女になったマキがいて…。 ガクとマキは兄弟のように育った幼なじみで中学の同級生。部活も一緒のバスケ部という仲良しコンビ。だが、二学期初日、教室にマキの姿はなく、心配したガクが放課後にマキの家に様子を見に行ってみると、なんとマキが女子になっていた!兄弟みたいだ、と昔からよくいわれた。 おれが兄でマキが弟。年は同じだし、顔が似ているというわけでもないけど、身長差や言葉づかいでそういうふうに見えるらしい。 実際、マキとは幼稚園からのつきあいで、家が近いから年中おたがいの家にあそびにいったりしていた。学校に通うようになってからは、なぜか今年まで八年連続いっしょのクラスで、そのうえ中学では部活まで同じバスケ部。下手をすれば普通の兄弟よりも、いっしょにすごしてきた時間は長いかもしれない。 兄弟あつかいされるのをマキは気にいっているみたいで、たまにふざけておれを兄呼ばわりしてくる。おれのほうも、同い年にしては子どもっぽくてマイペースなマキのことを、世話の焼ける弟のように思っていた。 ずっと、そう思っていたはずだった。 ──本文よりガクとマキは兄弟のように育った幼なじみで中学の同級生。部活も一緒のバスケ部という仲良しコンビ。だが、二学期初日、教室にマキの姿はなく、心配したガクが放課後にマキの家に様子を見に行ってみると、なんとマキが女子になっていた!しかもガクとマキ以外誰もマキが男だったことを覚えていない。マキがとつぜん女子になってしまった理由は、実はご近所の祠の恋の神さまのある思惑が関わっていて……?